同人グッズでぬいぐるみを制作する際の流れ

同人グッズで作るぬいぐるみとは

同人系のイベントでグッズを販売するハードルは非常に下がってきています。
その種類は多岐にわたりTシャツ、ぬいぐるみ、缶バッチ、同人誌等、様々なものが幅広く二次創作されて即売会などのイベントで出品されています。
今回はグッズの中でぬいぐるみに焦点を絞って解説していきたいと思います。
ここでまず知っておかなければならないことがあります。
「そもそも二次創作はグレーな存在」ということです。
どういうことかと言うと、純粋に二次創作作品を販売することは著作権法違反なのです。
では現実的どうなっているのかというと元の作品に対して悪影響を出さない範囲であればと好意で見逃されているのが現状です。
では、なぜ成り立っていて、かつここまで普及できたのでしょうか。
それはSNSが一般的に当たり前のような認知のされ方をしてきて制作をする人が一般層に対してアピールをしやすい環境になったことが要因として挙げられます。
二次創作はその制作した人の個性が出やすく、原作と見間違えることはほぼないとされ元の作品の売り上げには影響がないとされているという見解が一般的です。

注意点と確認ポイント

ぬいぐるみ等のグッズをこれから売りたいと考えている人は他の人がグッズを販売している環境下でどうやって販売が出来るようになるのでしょうか。
というと以下の5つの点を最低限守って行動すると良いでしょう。
1つ目として、二次創作をする前に公式に存在するグッズで似ているものやそれに疑似するものは避ける。
2つ目に、グッズのデザイン等に原作のロゴ、商標登録されているものは使わない。
3つ目に、絵や柄は必ず自分が描いたものをしようする。
4つ目に、販売する方法は十分に気を遣う。
最後に、グッズに対する指摘や意見が来た場合、真剣に対応する、です。
やはり原作を造る方々を尊重する姿勢は忘れてはいけないでしょう。
最近になって二次創作したグッズでTシャツやぬいぐるみを許可申請して販売する日が来るかもしれないという説は浮上してきています。
その手法が確立してくれれば安心して自作のぬいぐるみやグッズを売ることが出来ます。
それまでは暗黙の了解ではありますが、マナーを守って制作するのが精一杯なようです。

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