インパクトを与えたいなら

同人グッズを制作するときは、フルグラフィックTシャツも検討してみてはいかがでしょうか。
フルグラフィックTシャツはインパクトがあるため、印象に残したい同人グッズを作りたい時におすすめです。
写真やオリジナルキャラクターを全体に印刷して制作しますが、最近ではフルグラ、フルプリント、総柄プリントとも呼ばれることもあり、有名なシャツ専門店でも見かけることが増えてきました。
しかし、同人グッズで制作する際は、通常印刷のTシャツを作る時と少し異なるため、注意が必要です。
例えば、印刷方法や生地の種類に制限があることです。
イメージしているものに仕上がらないこともあるため、事前に特徴を知っておきましょう。

特徴を知っておこう

フルグラフィックTシャツは片面、両面から選ぶことができます。
また、全面の場合はフロント全体なのか、フロント全体にバック全体にも印刷するのかと行った2つの方法がありますが、両面にするとその分料金も高くなるため注意してください。
予算とデザインのバランスを考えながら決定すると良いでしょう。
全面プリントの場合は、会社によって異なりますが一般的には昇華という方法を用います。
これはオーバープリント、昇華転写、熱転写とも呼ばれており、呼び方が違うだけで同じような工程で作業を進めていくため、問題はありません。
シルクスクリーンやインクジェットも全面に対応ができますが、料金が高くなる傾向にあります。
そのため、昇華が選ばれることが多いです。
次に考えなければならないのは、生地と色です。
通常は白の生地にポリエステル素材が使われます。
それは、熱圧着させていくため、熱に負けない素材でなければプリントができないからです。
ポリエステルと聞くとツルツルな素材をイメージするかもしれませんが、コットンのような肌触りのものや見た目が綿と変わらないものがあるため、そこまで気にする必要はないでしょう。
価格は安いものだと1000円ほどで作ることができますが、フルグラになると3000円以上、高いと5000円が相場だとされています。
このような特徴を知った上で、作ってみてはいかがでしょうか。