ひと味違った同人グッズ作りのヒントを海外から得るには

海外との違い

同人グッズの販売に関して言えば日本の市場はかなりおおきなものと言っていいでしょう。
しかし、海外での同人グッズの即売会などが昨今急成長しているのをご存じでしょうか。
やはり日本と海外では大きく違いがあり比べてみると日本では当たり前なことも海外では全く取り入れられていなかったりもします。
そこで一例としてアニメ文化の成長が目まぐるしいシンガポールを題材にあげてここでは比較と海外ではどのような同人グッズの販売が行われているのかを解説していきます。
まず、同人誌についてです。
これは大きな違いがあり海外の同人誌では、物語を創作しません。
日本では頻繁にアニメキャラに独自の物語を加えた二次創作や、キャラクターも含めて作り上げた一次創作の同人誌が盛んに作られていますが、シンガポールではなかなか見当たりません。
そもそも同人グッズを作るために物語を作るという文化そのものが希少なのでしょう。
ですから基本的にシンガポールの同人グッズ即売会で売られている「同人誌」はアニメのイラスト集やグッズが主な商品になっています。

同人誌の違い

同人誌という商品に着目して話を進めていくとその商品に的を絞ってみても大きな違いがいくつかあります。
まず「18禁」の同人誌が販売されていません。
日本では一定数のシェアを確保している18禁の同人誌ですがシンガポールを含めその他海外でもあまりお目にかかる機会は少ないようです。
これには宗教的な話も絡んでくるのですが主にシンガポールは多民族国家なのでイスラム教などへの配慮などがあるのかもしれません。
なによりも大きな違いは「値段」です。
日本の同人誌では一冊500円~1000円程度がメインのものになってくるとは思いますがシンガポールでは高いものだと2500円にもなります。
理由としてはまず物価が高いシンガポールでは必要経費がかかってしまうのでしょう。
日本と比べて同人誌の購入者が少ないため数を減らして印刷費を下げられないことなどが関わってきているようです。
海外での同人グッズの事情を知ることで、日本での同人グッズに活用していきましょう。

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